病院経営に求められる継続的な課題

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No.46

厚生労働省の無策に喝!

いま7月4日の全国自治体病院協議会の薬価交渉術のレジュメを作成しています。今回の薬価改訂の内容を検討し、自治体病院にとっての有効な交渉方法を模索中です。そのなかで、今回の改訂や今後検討されるであろうテーマの資料を見れば見るほど、厚生労働省のグランドデザイン力の無さと、その場限りの対策に終始する無知さには、怒りを通り越してあきれるばかりです。
総医療費の抑制という大義名分があるとはいえ、今回の改訂や現在議論されている内容は、あまりにも医療の現場を知らない無知蒙昧な輩の妄言としか思えません。
一例をあげれば、肺がん治療薬として注目されているニボルマブ(商品名:オプジーボ)の薬価算定の失敗です。この薬剤に限らず、オンコロジー領域の薬剤は当初認められた適用から適用症例が拡大する傾向が顕著です。適応拡大されれば当然対象患者が増え、効果がある薬剤ほど売上は飛躍的に増加します。こどもでも分かる理屈は無視して、また医療現場の実情に目も当てず高薬価を付けたがゆえに、そのしわ寄せは国の医療費、ひいては国民の血税の浪費につながります。
適正な医療、適切な医療という視点なく、大企業の儲けにつながるような薬価を策定し、それに対し病院の自助努力をけん制するような発言をする厚生労働省医政局はどこを見ているのかと、声を大にして問いたい。
自分たちが優秀なる官僚であるとの自負と能力があるのであれば、もう一度見直すべき点が多数あるはず。役人の仕事は弱いものいじめではないはずです。

 

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