病院経営に求められる継続的な課題

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フォーラムNo.71

また、こみ上げてくる怒り・・・

菅義偉首相が2012年に出版した「官僚を動かせ 政治家の覚悟 (文藝春秋企画出版)」の改訂版「政治家の覚悟 (文春新書)」が出版され、その改定された部分、いや削除された箇所が物議を呼んでいます。
「政府があらゆる記録を克明に残すのは当然で、議事録は最も基本的な資料です。その作成を怠ったことは、国民への背信行為」という記述のある章が削除されています。
なんという茶番でしょうか。民主党政権時代に、時の政府を批判しておきながら、安倍政権の7年半のあいだに、記録を怠るどころか、記録を改ざんした張本人が自分の昔の発言をさもなかったかのように改訂版を出版するとは、どういう神経でしょうか。「恥」という言葉を知っていれば、到底できない行為です。
首相の会見では、改定内容を知らなかったと苦しい言い訳をしているようですが、そんなことはあり得ません。私も都合4冊の本を出版していますが、出版社が著者の了解なく内容を変えたり、削除したりすることは100%ないはずです。百歩譲って、首相の公務が忙しくてチェックする暇がなかったとするのであれば、そのような姿勢で出版することは読者に対する裏切り行為といえます。
出版社の文春も文春です。文芸春秋社といえば日本を代表する出版社のひとつです。今回の問題に限らず、組織の品格の低下は下げ止まる気配を見せません。
週刊誌の分野でも文春といえば、社会に対し鋭い視点から問題提起をする比較的良質の週刊誌であったやに記憶しています。それがどうであろうか、いまや2流3流のイエローペーパーまがいの下劣な週刊誌と同列で、「文春砲」とか言われ、芸能人の不倫問題を取り上げては売上を伸ばしているらしいです。
文春の記者たちは自分が良質のマスコミ人であるとの自覚があるならば、もっとほかに追求し報道すべきテーマはあるはずです。怒りとともに彼らの猛省を促したい。

 

 

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フォーラムNo.75 うららかな春の日に思う  
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