病院経営に求められる継続的な課題

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フォーラムNo.72

薬価交渉と懲りない面々

この上期の薬価交渉の最中に、我々の契約先の病院へ、一般社団法人の代表を名乗る人物から、とあるメールが届きました。内容は、医薬品業界の噂レベルの、と言ってもまさにアンダーグラウンドな情報でありました。そこには「卸会社は談合問題で混乱しており、これに乗じて全ての病院は総価加重値引き率20%を目指すべし」などと記載されていたようです。
このコラムをお読みの賢明な皆さんであれば、今時、総価で○○%を目指すなどといった乱暴な交渉が実を結ぶ訳がないことなど重々ご承知のことでしょう。しかし、未だにこのような旧態依然たる乱暴な交渉を指南する人物が跋扈していたのだということです。そもそも一般社団法人とは何ぞやと調べたところ、資本金不要、認証不要、法務局への登記だけで設立可能な法人でありました。しかも、団体の名称が某国立大学の教授が代表を務めるNPO法人とよく似ているときており、パッと見は立派な法人のように見えるものの、一皮めくれば、いかがわしい人物が1人、雑居ビルの一室から噂レベルの情報を流しているだけという実態が浮かび上がりました。
このような団体が、さも貴重な情報かのようにばら撒くものを掲げて値引交渉に挑んだところで、表向きはさておき、裏では嘲笑されて足元を見られ、高く買わされる羽目となることは自明の理です。このようなアングラ情報に惑わされず、自院が購入している品目構成とその市場価格をしっかりと分析し、地道に交渉を行うことが結局は近道であるということを改めてご認識頂きたいと思います。

 

 

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フォーラムNo.75 うららかな春の日に思う  
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