病院経営に求められる継続的な課題

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No.K8

K-10

ボトルネックの解決策

今回からは、<ボトルネック>の解決策について考えていきたいと思います。
繰り返しになりますが、ボトルネックとは、業務の流れをせき止める障害のようなもの。であれば、その障害を取り除けば、水は勢い良く流れるということになります。
例えば、ハード的な制約による過密スケジュールが問題の根源であれば、手術室を増やせば業務フローはよりスムーズになるということになります。ただ、事態はそんなに単純ではありません。手術室増設に伴って、医療スタッフや新しい業務プロセスをどう構築するかという新たな問題を検討しなければなりませんし、そもそもその手術室増設のためのファイナンスをどうするかなど、考慮すべき要因が多くあります。逆に、手術室を増やすような設備投資をせずに何かできることはないか、という声も上がってくるでしょう。
このコラムのシリーズのはじめに、『ゴール』という小説を紹介しました (エリヤフ・ゴールドラッド著、日本語訳はダイヤモンド社から2001年に発刊)。その中で、子どものピクニックを業務プロセスに見立てて、ボトルネックとは何か、ボトルネックを解消するにはどうするかを、子どもたちが考えるシーンがあります。
例えば、列が乱れるのは、途中に足の遅い子がいるから。だったら、足の遅い子を先頭にすれば・・・列全体のペースが乱れないようにするために、誰かが笛を吹いたら・・・などという具合に。
ボトルネックを解決するにはいろいろな発想があります。実はその多くは、人と人とのコミュニケーションの改善であったり、簡単なプロセスの見直しであったりすることが多いのです。
では、これを手術室という舞台に置き換えて考えてみましょう。

                               続

 

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