病院経営に求められる継続的な課題

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n-12

No.N-17

急変する委託企業の環境2

・最悪な給食委託企業の事例

地方の170床のとある病院は、長年N社に患者給食を委託していました。ところが、2018年12月にその企業から突如、いままでどおりの仕様では来年度の契約はできないと申し入れがありました。理由は、いま入っている委託職員11名中8名が2019年3月末までに退職してしまい、その人員の補充ができないとのことでした。
そして、その代替案として提案されたのが、一般食の調理済み冷凍食品の供給と、その食品の温めと盛り付けで、それ以外の業務、特別食を含めほとんどの業務を病院側で行うという内容でした。病院には2名の管理栄養士しか在籍しておらず、業務をこなすには人手を増やさなければならないのですが、そんなことは知ったこっちゃないという感じでした。
あまりにも病院負担が大きいため、もう少し妥協できる提案を持ってくるよう求め、再度話し合いをした結果、上記以外に特別食の調理のみは対応するとのことでした。結局、その病院はN社とは委託契約を更新しないことを決め、同じ冷凍食品対応なら特別食も対応できる別の企業との契約を模索する方向となりました。  
もちろん病院自身でも、臨時職員3名と6名の調理員を採用しなければならなくなったのですが、人件費及び材料費を合わせても今回N社から提出された見積額より安価となりました。  
N社は医療関連サービスマークを取得しているこの業界では大手なのですが・・・。

 

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