病院経営に求められる継続的な課題

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n-25

No.N-28

新年のご挨拶

新年明けましておめでとうございます。
前回のフォーラムで「令和2年に向け、身体を整え、公私とも元気で過ごせればと思います」と書きましたが、わたくし1月1~3日と風邪をひき、布団の中で過ごすこととなってしまいました。休暇中だけ体調不良になるとは、ビジネスマンの鏡かもしれませんが何もできず、これから初詣に行ってきます。
前回のこの項で、薬価改定による薬価差益額の影響を受けないようにしましょうという話をしました。償還材料についても基本同じ考えを持ってディーラー・メーカーと交渉する必要があります。
昨年10~12月の材料ディーラー及びメーカーとのヒアリングで感じたのですが、償還価格改定に伴う病院購入価格、つまりディーラーからすると納入価格について、従来通り「率スライド」ができましたという発言をするディーラーが多かったのですが、消費税増税を無視した率スライドとなっており、病院にとっては差益額がマイナスとなってしまっているケースが多く見受けられました。償還価格には消費税が含まれた形となっているので、病院購入価格・納入価格も消費税が含まれた形での率スライドでないと、病院にとっては不利益な話となってしまいます。
ある病院で、10月にディーラーから提出された見積が、どれだけ病院に影響を与えるか調査した表を一例として挙げておきます。(図1)


(図1)ある病院のあるディーラーの影響額

こちらの病院では4年近くベンチマークを用いて材料ディーラー・メーカーと交渉を重ね、それなりの成果が出ていたのですが、今回の改定により元の木阿弥どころかそれ以上にネガティブな影響が出てしまっていました。今その改善に向け材料ディーラー・メーカーと協議を重ねているところです。
令和2年4月にはまた診療報酬改定があります。本体では0.55%のプラスですが、薬で0.98%、材料で0.02%のマイナスとなりトータルでは0.46%のマイナスとなるようです。ますます病院経営は厳しくなりますが、まだ手立てはあるはずです。いつでもスピーディーに情勢に合った変化ができる体制を取っておくことが重要だと考えております。

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