病院経営に求められる継続的な課題

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フォーラムNo.65

コロナ対応戦犯2

コロナ禍で今年は京の祇園祭りも中止です。誠に寂しい限りですが、最近東京都で新たな感染者が増加していることもあり、やむを得ないところでしょう。先週のフォーラムでは、コロナ禍を拡大させた戦犯省庁をランキングしてみました。  
今回はそれと同等、もしくはそれ以上に世間に混乱の種をまいたマスコミについて論じてみたいと思います。  
マスコミの使命は正確な情報の発信です。今回のコロナ禍のなかで、TVなどで発言する専門家といわれる人々も玉石混交の感は否めませんが、特にTV局の人間はもう少し勉強するべきでしょう。  
電通問題でいろいろ調べてみましたが、広告業界1位のシェアを持っている電通が、各種メディアのCM枠を取りやすいそうです(経済の原則からいえば当然か)。コロナ禍での持続化給付金の不正委託の問題よりも、芸人の不倫やアイドルの退社問題のほうが重要なのでしょうか。  
話に聞いたところでは、最近の若者はTV離れをしているそうです。筆者もコロナ禍のなか、あまりにもTV番組のレベルが低いので、タブレットを使いYouTubeを見てみましたが、確かに面白いものです。  
若者がTV離れをしているということは、TVの視聴者は子どもかITが苦手な中高年でしょう。その層を無視した番組に対し多額の広告費を払うのは馬鹿げていると、企業の広報担当は考えないのでしょうか。
製薬メーカーのなかにもTVCMを大々的に行っている企業があります。馬鹿げた番組に対し多額の費用を投入するぐらいなら、薬価はもっと安く、値引率はもっと大きくすべきではないでしょうか。  
6月後半より医薬品メーカーヒアリングのなかでCMの発注先を聞き取り調査しています。 製薬メーカーの諸君よ、今からでも遅くはない、電通との関係は断ち切るべきである!

 

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フォーラムNo.76 再度の緊急事態宣言、そして延長の顛末に思う  
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