病院経営に求められる継続的な課題

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番外編

病院長養成塾の雑感

9月13・14日の両日にわたり、東京にて全国自治体病院協議会主催の『「明日の中小病院を考える」-病院長養成塾-』が開催されました。昨年に引き続き、講演枠にて私のお話をさせていただきました。
今回は昨年より参加者も増え、病院経営で悩んでおられる院長先生がたくさんおられることを、改めて実感いたしました。
大型病院と違い、中小病院の医師不足は切実です。医師が足りないどころか、後継の院長がいないので引退できないという、魂の叫びも耳にいたしました。
講演の中でも話しましたが、今時65歳はまだまだ若いです。全国自治体病院協議会の邉見会長も一時期体調を崩されていましたが、最近は復活されて70歳にして元気にご活躍中です。ご本人も死ぬまで頑張るとおっしゃっていますが、おそれながらまさにその通りだと思います。
医療を志した限りは、白衣を着たまま、病棟回診中に廊下でばったり倒れ、生を全うすることこそ本懐ではないでしょうか。私も家内や研究所のスタッフから死ぬまで戦えといわれており、期待通りに頑張ろうと思っております。
そして、ひとつの明るい話題は、隠岐の白石先生や美濃の阪本先生のような(失礼ながら)若手の院長先生の頑張りがみえてきたことです。
急性期の専門医療も重要ですが、多死社会を迎えるにあたって、総合的な地域医療を志す若手の医療人が増えることを願います。

 

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