No.N-11
医薬品交渉の3つの視点
私ごとですが、平成30年6月18日、大阪北部を襲った地震にあいました。私が住んでいる吹田北部も、大きな揺れのあったエリアの一つです。屋根瓦が一部損壊し、ブルーシートを被せて過ごしています。7月5日から7日にかけては今度は豪雨で雨漏りを心配したのですが、幸い私のブルーシートのかけ方が良かったのか雨漏りをせずに済みました。早く瓦屋さんに来てもらいたいものです。また7月中旬からは記録的猛暑により全国で熱中症が多発、死者も発生しています。この日本どうなっているのでしょうか?
今回の一連の災害で被害を受けられた方には心よりお見舞い申し上げます。
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この6月、7月と、医薬品メーカーへのヒアリングを実施しています。前回お話ししましたように、各々医薬品メーカーに対して、薬価ダウンの影響率、そして流通改善ガイドラインで言われている一次売差マイナス解消へ向けての対策、流通当事者間での返品条件の取り決めの状況を確認し、そして今後、病院がディーラーとの価格交渉をどういった視点を持って進めるかについて、メーカーに説明しています。
交渉における3つの視点
1.三方一両損の視点
2.値引き率ではなく薬価差益額重視へという視点
3.ベンチマークの中央値を基準とする視点
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医薬品メーカーヒアリングにおいては、上記の3つの視点をもってディーラーと交渉していくと伝えています。また、この3つの視点について、医薬品メーカーの意見を伺っておりますが、今のところ意見は出てきておりません。
以上、各施設においても、これら3つの視点をもって今後の交渉に当たっていただきたいのですが、今年度は交渉の進み具合が非常に遅くなっています。メーカーもディーラーも様子見をしているような感がありますので、妥結の時期には十分気を付けて下さい。
フォーラムNo.76 再度の緊急事態宣言、そして延長の顛末に思う
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