No.N-08
平成30年度に向けた経営改革のヒント
2018年度診療報酬改定による影響度がどれだけあるのか…いま各々の病院で一番気になっているテーマだと思います。本体がプラス改定とはいえ、それ以上に薬価・材料償還価のマイナスの影響が病院にとっても大きく、病院運営はますます厳しいものになるものと予想されます。病院は今までにも増して、厳しい改革を断行しなければならない「時が来た」と言っていいと思います。将来を見据えた自院のあり方を考え直し、自院の方向性を決め、それに向かって組織を再構築。そして、こうした時代に立ち向かう志を共有し、具体的なアクションを起こす時が、まさに到来したのです。
往々にして医師、看護師は急性期、7:1にこだわる方が多いのですが、7:1として生き残れる病院は今後ほんの一部となります。また7:1だけが急性期医療を担う病院ではないということを理解する必要があります。10:1、13:1でも立派にその地域で急性期を担っている病院もたくさんあります。
ここで、改革のための具体的な行動立案のヒントを挙げたいと思います。
◎医薬品
◎診療材料
◎外注検査
◎医療情報システム
◎医事
◎医療機器保守
◎地域連携
◎事務職員
◎病院の中長期的な方向性
今回の改定の内容をみてみても、人材を増員しなければできないこと等が多く載っています。しかし先ずは、今ある資源の中で、最大限の努力をしなければなりません。各部門には、まだまだ改善、改革をしなければならないことが多く残っているはずです。まずは、そうした積み重ねから。そして、前に向かって皆で頑張っていきましょう。
フォーラムNo.76 再度の緊急事態宣言、そして延長の顛末に思う
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